
3市連携デジタルdeスタンプラリーの会見に臨む南陽市の白岩市長(中央)、山形市の佐藤市長(左)、喜多方市の遠藤市長(右)
山形県南陽市には、全国的にも珍しい「ラーメン課」がある。「ラーメン課」発足から節目の10年を迎えた南陽市は、これを契機に広域的な観光周遊を促進を目指すことに。ラーメンの世帯消費額4年連続日本一の山形県山形市と、日本三大ラーメンの一つ「喜多方ラーメン」の福島県喜多方市と相互に連携。県境を越えた広域周遊を促し、各地域の観光施設等の利用促進を目的に「3市連携デジタル de スタンプラリー」を実施する。
南陽市では、市内のラーメン店がカードになった「ラーメンカードラリー」を毎年実施し、県内外のラーメンファンが参加し好評を得ている。ラーメンをテーマに3市が連携しての広域周遊キャンペーンは今回が初の取り組みとのことだ。
ラーメンの日からスタンプラリー開始

3市連携デジタルdeスタンプラリーのロゴ
「3市連携デジタル de スタンプラリー」は、「ラーメンの日」である7月11日(土)にスタート。10月13日(火)までの約3か月間実施する。スタンプラリー対象店で、店舗に設置された二次元コードをスマートフォンで読み込み、デジタルスタンプを獲得。各市のスタンプを1つずつ、合計3つ集めると抽選に応募することができる。
景品は、米沢牛など各市のブランド牛(10,000円相当)が3人に当たるA賞と、即席ご当地ラーメンなど各市のセレクトギフト(2,000円相当)が27人に当たるB賞の2種類だ。
南陽市、山形市、喜多方市の3市長の想い

山形県南陽市と山形市、福島県喜多方市の位置関係
6月19日(金)には、3市合同記者会見が行われた。
発案市である南陽市の白岩孝夫市長は、「単独の自治体で解決できないことが多くなっており、官民連携や行政間の連携の重要性はより高まっている。この3市の連携は、『たす』でも『かける』でもなく、2乗、3乗の効果が得られるだろうと期待しており、我々はどこにでも誇れるラーメン文化を持っていますので、この取組をきっかけに国内消費と世界へのPRにつなげていって、日本国内が元気になっていく一つのきっかけにしていきたい」とあいさつを行なった。
また、山形市の佐藤孝弘市長は、「インバウンド観光を考えた時に、ラーメンが和食と考えられるくらいに定着をしてきた。そうした中で東北に来れば、美味しいラーメンが食べられることをPRし、効果を測り、活性化を図っていきたい」とコメント。
喜多方市の遠藤忠一市長は、「3市の共通する資源であるラーメンをきっかけに、それぞれの食の歴史や文化、自然などの多彩な魅力にふれていただくことで、広域周遊の促進と交流人口の拡大につながることを大いに期待している。3市の新たな魅力発見の機会となるとともに、3市を結ぶ新たな交流の輪が広まることを期待している」とコメント。初の連携事業となる取組に大きな期待を込めた。
ラーメンをテーマに3市が連携するデジタルスタンプラリーに、参加してみては。
3市連携デジタル de スタンプラリー:http://www.city.nanyo.yamagata.jp/ramenka/
(熊田明日良)